特許庁の全出願データから、企業がどこに発明を寄せてきたかを読む
規模・時系列

技術のライフサイクル

出願件数×参入企業数で、その技術がいまどの段階にあるか。まだ伸びる場か、椅子取りが終わった場か

指標名: tech_lifecycle(ご依頼・再依頼のときは、この名前をそのまま指定できます)

何を測っているか

件数(活動量)と参入企業数(プレイヤーの数)を年ごとに並べ、導入期・成長期・成熟期・衰退期のどこにあるかを見ます。件数だけでは成長と成熟が区別できないので、参入企業数を必ず併記します。参入も件数も増えていれば成長期、件数は増えるのに顔ぶれが固定していれば成熟期です。

どう数えているか

参入企業数は「選択した会社」ではなく全出願人で数えます(業界の話なので)。分野を構成する分類コードで全出願を絞り、年ごとに出願件数と出願人の異なり数を数えて、3年移動平均で段階を判定します。

この指標で言えないこと

  • 直近2年ほどは公開の遅れで件数が過少です。該当年には incomplete の印を付け、グラフでは白抜きにします。この印の付いた年から「衰退が始まった」と読んではいけません
  • 参入企業数は出願人名義の異なり数です。社名変更やグループ内の名義移管(実例:パナソニック→パナソニックIPマネジメント)は別名義に数えられ、実態より入れ替わりが多く見えます
  • 段階のラベルは件数と参入数の向きから機械的に付けた目安で、市場の成否そのものではありません
  • 分野の切り方(どの分類コードを束ねたか)に結果が依存します。使ったコードは出力に残します

必要なデータ

  • 出願
  • 出願人
  • 分類
各テーブルの粒度と期間は扱えるデータと指標の表にあります。

同じグループ「規模・時系列」の指標

  • 出願件数の推移 ── 年ごとに何件出したか。出願年・公開年の両基準と、単独出願・共同出願の内訳。全社比較の出発点
  • 出願の推移(要点の数字) ── ピーク年・ピーク件数・直近水準・向きを、図から目分量で読まずに1行の数字にする
  • 全国シェアの推移 ── 日本全体の出願総数を分母にした位置。分母ごと縮んでいるのか、自社が縮んだのかを分ける
  • どの国に出しているか ── 台湾・韓国・豪州・中国の公報から、その会社の出願を国別・年別に数える。主戦場の移動が見える

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