特許庁の全出願データから、企業がどこに発明を寄せてきたかを読む
法人向けサービス

技術支援(公報の実施例調査)

登録公報の明細書本文から、作り方と条件を読み出します。 新しい分野に入るとき、どこまでが公知でどこからが試作かを、公報の記載で切り分けるための材料です。

使われる場面

  • 既存の設備で作れる新製品を探すとき、公報に書かれた製造条件の範囲を先に知る
  • 新しい材料系に手を出す前に、他社がどの条件で試しているかを一覧にする
  • 開発テーマを決める会議に、特許調査から起こした提案書を1本用意する

できること

実施例から設計の幅を出す

実施例に書かれた製造条件と物性の測定法を集めて並べます。どの条件がどの範囲で試されているかが、公報の記載として見えます。

材料サプライチェーンの地図

本文に出てくる材料の商品名とメーカー名を集めます。1公報あたり4.7〜10.3件が出るので、数千件でようやく地図になります。

工程と条件の棚卸し

自社の設備でできる工程と、公報に出てくる工程を突き合わせ、足りない装置と条件を一覧にします。

開発テーマの提案書

パテントマップ → 要求品質の整理 → 明細書調査 → 提案書、の順で作ります。各枚が何を入力に何をした結果かを、資料の中に書きます。

1万件規模の分野なら、本文の走査は数分から十数分で終わります。 分野を絞れば、全件を読んだうえで表にできます。

数値を並べる前に条件を揃えます

測定条件を揃えずに実施例の数値を並べると、間違っていない数字のまま誤った図になります。 揃えるところまでが支援の中身です。

  • ある材料分野では、測定条件が標準と違う行を混ぜたところ、実在しない高さの性能値が出ました。誤りではなく、条件が違えば当然そうなります。標準の条件で測った行は706行で、その706行だけに揃えてから並べます
  • 測定法が書かれていない実施例は、数値があっても同じ図に載せません
  • 比較例と実施例を混ぜません。公報は自社に不利な条件を比較例に置きます

納品物

条件の一覧表

実施例ごとの製造条件・測定法・出典(公報番号と段落)を並べた表です。同じ測定条件の行だけを抜いた版も付けます。

図版とCSV

条件の分布と、設計の幅を示す図。各図に、その図を再現できるCSVが付きます。

提案書(ご要望に応じて)

パテントマップから提案までを1本の資料にします。未確定の項目は未確定と書き、次にやる作業を並べます。

納品資料の見本を見る

料金

20万円〜(税別)。内容により変わります。着手前にお見積りを提示し、合意するまで費用は発生しません。内訳は進め方と費用に、小さく試す場合はお試し集計にあります。

この依頼で言えないこと

実測で確認したものだけ並べます。ここを踏むと、それらしい数字が出てしまい、誤りに気づけません。

  • 明細書の本文があるのは1994年以降の登録公報だけです。公開だけで終わった出願(拒絶・取下げ・審査中)の本文は確認できません。本文は補正後の版です
  • 実施例の数値表は公報では画像(TIFF)で入っており、本文の文字からは取り出せません。取れるのは条件と測定法までです
  • 公報に書かれていないノウハウは、書かれていないという事実だけが分かります。存在しないことの証明にはなりません
残りはこのデータで言えないことにまとめています。ご依頼の内容が当たる場合は、着手前にお伝えします。

ご相談

対象の分野と、作ろうとしているものをお知らせください。 どこまで公報から出せるかを、着手前にお伝えします。

メールで相談する

メールソフトが開かない場合は、[email protected] 宛に件名「技術支援のご相談」でお送りください。

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