技術分野
要素技術の展開
1つの要素技術が、年を追ってどの製品分野に現れたか。染み出しの順序を1枚にする
要素技術を1本選ぶと、年×製品分野の帯で「どの分野で使い始め、いつ次の分野に現れたか」が出ます。分野を並べて人が見比べるのではなく、展開の順序と速さそのものを数字にします。
要素技術コード×製品分野×出願年で、共起する出願を数えます。並べる分野は「繰り返し一緒に使われている」しきい値を通ったものだけで、件数の多い順に切ります。年は公開年ではなく出願年です。その技術をその分野に使おうとした時点に最も近いためです。
この指標で言えないこと
- 直近2年ほどは未公開分が入らず、帯の右端は必ず薄く見えます
- 1回きりの共起は表示しません。ごく小さい試みは見えません
- この指標が見るのは融合型(1つの出願の中で技術が出会う型)だけです。別々の出願として新分野へ入る進出型は共起に残らず、自己引用の橋(self_citation_bridge)でしか見えません
- 分類は出願当時のものなので、IPC改正をまたぐと同じ技術の帯が別コードに割れます
- 出願
- 分類
- 技術分野の構成(IPC) ── 出願をIPCで割り、何に力を入れているか。構成比のシフト=技術ポートフォリオの重心移動
- ポートフォリオ(相対優位・成長) ── 分野ごとに、規模×社内構成比×伸び(CAGR)×他社比の強さ(RTA)を1表にする
- 分野の軌跡(いつ増え、いつ減ったか) ── 分野ごとの年次シェアから、ピーク年・半減年・拡大縮小の別を出す。「いつから」に答える
- 年代ごとの主戦場 ── 期間を5年ブロックに切り、ブロックごとの上位分類と順位の入れ替わりを出す
- 増えた技術・減った技術 ── 5年区間を10年空けて2つ取り、分類済み出願1,000件あたりに直して比べる
- 要素技術の候補 ── 複数の製品分野に繰り返し顔を出す分類を探す。製品の裏側で使い回されているコア技術の手がかり
- 技術の転換点 ── 要素技術が新しい製品分野で使われ始めた年と、その最初の1件を名指しする
- 課題の入れ替わり ── 同じ要素技術の中で、狙う課題(英文抄録の目的節)が前期→後期でどう入れ替わったか
- 課題×解決手段(Fターム) ── どの課題に対して、どの手段で攻めているかの分布。自社と競合が同じ課題に別の手段を選んでいる場所が見える
この指標を任意の会社・期間で回す依頼を受けています。指標名 element_tech_spread をお伝えください。