技術分野
ポートフォリオ(相対優位・成長)
分野ごとに、規模×社内構成比×伸び(CAGR)×他社比の強さ(RTA)を1表にする
その会社がどの技術に強みを持つかの俯瞰です。件数と社内構成比が規模を、直近5年のCAGRが伸びを、RTA(相対技術優位)が「比較対象の中で平均より突出しているか」を表します。RTAが1を超える分野が量ベースの強みです。
技術軸は分野(fields.yaml)とIPCサブクラス(4桁)の2系統で、会社×技術ごとに数えます。RTA=(自社のその技術の社内構成比)÷(比較対象全社でのその技術の構成比)。分母は「検索式で選んだ会社の集合」であって業界全体ではありません。分野フィルタ配下では、その分野内のサブクラスで細分します。
この指標で言えないこと
- 対象が1社だけのときRTAは定義できず、空になります。全社比較が本質の指標です
- RTAの「平均」は選んだ比較相手に依存します。比較集合を変えると同じ会社の強みの順位が変わります
- 量ベースの強みだけです。被引用やパテントファミリーによる質の重みは、データが無いため入っていません
- IPCサブクラスは粗く、実測ではズームレンズと偏光板が同じ群に入ります。製品の話をするときはメイングループ粒度の分野軸で見る必要があります
- 出願
- 分類
- 技術分野の構成(IPC) ── 出願をIPCで割り、何に力を入れているか。構成比のシフト=技術ポートフォリオの重心移動
- 分野の軌跡(いつ増え、いつ減ったか) ── 分野ごとの年次シェアから、ピーク年・半減年・拡大縮小の別を出す。「いつから」に答える
- 年代ごとの主戦場 ── 期間を5年ブロックに切り、ブロックごとの上位分類と順位の入れ替わりを出す
- 増えた技術・減った技術 ── 5年区間を10年空けて2つ取り、分類済み出願1,000件あたりに直して比べる
- 要素技術の候補 ── 複数の製品分野に繰り返し顔を出す分類を探す。製品の裏側で使い回されているコア技術の手がかり
- 要素技術の展開 ── 1つの要素技術が、年を追ってどの製品分野に現れたか。染み出しの順序を1枚にする
- 技術の転換点 ── 要素技術が新しい製品分野で使われ始めた年と、その最初の1件を名指しする
- 課題の入れ替わり ── 同じ要素技術の中で、狙う課題(英文抄録の目的節)が前期→後期でどう入れ替わったか
- 課題×解決手段(Fターム) ── どの課題に対して、どの手段で攻めているかの分布。自社と競合が同じ課題に別の手段を選んでいる場所が見える
この指標を任意の会社・期間で回す依頼を受けています。指標名 portfolio をお伝えください。