特許庁の全出願データから、企業がどこに発明を寄せてきたかを読む
技術分野

増えた技術・減った技術

5年区間を10年空けて2つ取り、分類済み出願1,000件あたりに直して比べる

指標名: shifting_fields(ご依頼・再依頼のときは、この名前をそのまま指定できます)

何を測っているか

サブクラス粒度で「この10年で何が増え、何が減ったか」を1枚にします。差分は件数の引き算ではなく、各区間の分類済み出願1,000件あたりの率の差です。

どう数えているか

分類が付いている最後の年から5年を「あと」、その10年前の5年を「まえ」にします(暦の直近ではなくデータの直近から数えます)。各区間の件数をその区間の分類済み出願1,000件あたりに直してから差を取り、実件数も表に残します。区間に使ってよい年は、母数と分類率が下限を満たす年だけです。

この指標で言えないこと

  • 1,000件あたりへの補正を外すと結果が壊れます。実測では母数が2011〜2015年4,282件に対し2021〜2025年2,628件(-39%)で、件数の引き算だと58分野中50分野が「減った」側に並びました。それはデータの打ち切りであって会社の変化ではありません
  • 15年ぶんの条件を満たさない会社は出力しません。1〜2件の増減を語らないためです
  • 分野名は会社によらない簡易名で、対応の無い記号は記号のまま出ます
  • IPC改正のコード替えが「減った」と「増えた」の両側に同じ技術を立てることがあります

必要なデータ

  • 出願
  • 分類
各テーブルの粒度と期間は扱えるデータと指標の表にあります。

同じグループ「技術分野」の指標

  • 技術分野の構成(IPC) ── 出願をIPCで割り、何に力を入れているか。構成比のシフト=技術ポートフォリオの重心移動
  • ポートフォリオ(相対優位・成長) ── 分野ごとに、規模×社内構成比×伸び(CAGR)×他社比の強さ(RTA)を1表にする
  • 分野の軌跡(いつ増え、いつ減ったか) ── 分野ごとの年次シェアから、ピーク年・半減年・拡大縮小の別を出す。「いつから」に答える
  • 年代ごとの主戦場 ── 期間を5年ブロックに切り、ブロックごとの上位分類と順位の入れ替わりを出す
  • 要素技術の候補 ── 複数の製品分野に繰り返し顔を出す分類を探す。製品の裏側で使い回されているコア技術の手がかり
  • 要素技術の展開 ── 1つの要素技術が、年を追ってどの製品分野に現れたか。染み出しの順序を1枚にする
  • 技術の転換点 ── 要素技術が新しい製品分野で使われ始めた年と、その最初の1件を名指しする
  • 課題の入れ替わり ── 同じ要素技術の中で、狙う課題(英文抄録の目的節)が前期→後期でどう入れ替わったか
  • 課題×解決手段(Fターム) ── どの課題に対して、どの手段で攻めているかの分布。自社と競合が同じ課題に別の手段を選んでいる場所が見える

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